東北紀行最終日

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最終日、曇ってはいたけどまずまずの天気。

そして早朝から早速お仕事(笑)

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昨日アンカーコーヒーさんから頂いたきたサンプルで名前を伏せての試飲会開始。

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怪訝そうな他の宿泊者を他所に(笑)

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みんな真剣に回し飲み。

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それぞれ個性のある味の中から「八ヶ岳で飲むなら」ってテーマでみんなが一致して選んだ一杯は…
近日公開予定、乞うご期待!(笑)

しかしそれぞれあのブレンダーのお兄ちゃんが言っていた通りの味だったには感服した。さすがプロ。

そして帰りの車中で早速商談する社長の素早さ(笑)

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そして今日は外のテラスで朝食。

今日も優しい味付けで美味かった!

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そして仕事の前にちょっと観光。

やっと見に来ることが出来た復興のシンボルが復興の為の巨大なプラントに埋もれてしまっているようでなんとも皮肉だなぁと。

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そして工事の無機質な騒音が響く中で見る一本松はただただ悲しげ。

なんとも言えない雰囲気に天気も相まってみんな自然と口数も少なく。

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そのあと隣の大船渡に新設された酔仙酒造の工場を見学。

たまたま震災直前に親類の葬儀の引き出物でいただいたお酒がここの物で、全然縁もゆかりも無い遠く離れた場所で何故?こともあって飲まずにとってあったのが縁で、今回ぜひ訪ねてみたいとリクエストしたのだった。

その話をしたら「震災前の貴重な1本かもしれない」とのこと。

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そして一般では入れないところまで工場の内部を見せてくれた。

対応してくれた熊谷さん、彼の岩手なまりにホッとする(笑)

そして震災当日の体験談を話す彼の笑顔と涙にいろいろ思わされた。

そして途中で退席したT松さんに再び工場で会って挨拶してから帰路へ。

あっと言う間の3日間。本当に充実した濃い〜〜3日間だった。

そしてまた片道9時間の帰り道、最後の〆は宇都宮餃子で(笑)

またもや勝率を上げた晴れ女のパワーも切れたのか最後は雨までパラパラと…
それでも日付が変らない内にギリギリ帰宅。

機会があったらまたぜひ行きたい!

最後に今回陸前高田で見て思った旅のひとコマ

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「残されたもの」
4年前と同じ佇まいの共同住宅。
ここで亡くなった人はいない…というのが残されるルール

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「造られたもの」
巨大なベルトコンベア。
街は大きなプラントと化した感じ。

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「変らず輝き続けるもの」
青空と日差しが眩しい悲しいほどお天気

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「進むもの」
ただ無機質な工事音が響き渡る

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「止まったままのもの」
ふと見つけた欄干の日付

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「紛れるもの」
復興のシンボルが復興の為の巨大なプラントに埋もれているという皮肉

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「放っておかれたもの」
あの日からそのままなのだろうか

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「佇むもの」
やっと見に来れたシンボルは、ただただ物悲しくそこに立っていた

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「見上げて何を思う」

そして街の再建までの道程はまだまだ遠い