10月 19 2015
遅い夏休み−その2
2日目は初日を上回る超いい天気。
まさに夏って感じではあるけれど、カラッとしていてとても爽やかで気持のいい空気。
何もない北部は逆に自然が際立って、すっげぇ青いデッカい空と“モトブブルー”と呼ばれる海の色の景色が最高に贅沢な気分にさせてくれる。
あれで観光客だらけだったら興ざめだけど、人の疎らな“フクギの並木”も、今の時期ならその素朴な良さが味わえる。
本日のメインの“美ら海水族館”も思ってた以上に楽しめた。
予定外にはなっちゃったけど最高のサンセットも見れたし、スイートにも泊まれたし(^^;)
2日もいい旅になった。
もっとのんびりするつもりが…結局またアクティブになっちゃったど(^◇^;)
2日目の朝はこんな夜明けから。
今日も最高にいい天気です。
超晴れ女のパワーに感謝(-人-)
それにしても沖縄の海ってどうしてこうサラッとしているんだろう。
本土の海ってもっとなんか磯臭いというベタッと感がある感じがするけどそういうのがまるで無い。
朝から超爽やかな気分。
豪華な朝食バイキングを済ませて部屋に戻る途中ふと見上がると…
部屋の前のプルメリが実に南国チック。
落ちてきた花のいい香りをお土産に、名残惜しいが荷物をまとめてチェックアウト。
空港からかなり離れているし、さすがに施設は年期が入っていたけど、のんびりするにはもってこいだった。
最後にみ〜さんが買った“長七屋”のホタルガラスと一緒に。
北部の海の色を“モトブブルー”って言って、それをイメージして作ってるらしいんだけど、すげぇキレイ。
オクマを後にして、折角なので島の最北端まで北上し「辺戸岬」まで。
手前のこの坂がワクワク感を誘う(笑)
風は強かったけど、人も少なくてのんびり散策できた。
何より海の色がスゴい!!
岬の突端より、ここが本当の最北端。
こちら側が東シナ海。
こちらが太平洋。
境があるわけじゃないけど、なんとなく違うような気はする(笑)
空気が澄んでいたのでその先には鹿児島の最南端、与論島が見える。
そして反対側がまた素晴しい。
手前の小さな不動明王から奥の山になんか霊道のようなものを感じる景色が、まさに聖地っていう感じの眺め。
なんかパワーもらった感じ。
み〜さん曰く、この岩が山に向って拝礼しているお釈迦さまの後ろ姿に見えるととか。
言われてみればたしかに。
覗き込むと吸い込まれそうな入り江。
とにかくこの海の深い蒼色が素晴しい。
フロントのKさんは『何も無いですよ』と言っていたけど、絶景があったよ(笑)
もっとあっさり帰るかと思いきやけっこう長居してしまった。
途中工事車両のユニックが休憩にやってきて、それが去ってこのショット撮るのにだいぶ待たされちゃったりもしたしね(^^;)
とにかく晴れたら絶対来てみた方がいい場所だし、損は無い!
「辺戸岬」をあとにして南下。途中の“道の駅 おおぎみ”にて。
昨日もオクマに入る前に寄ったけど、今日の方が断然景色がいい。
こじんまりとして何もないけど、ここの景色も素晴しい。
このバス停がすごくいい味だしてるんだよね。
観光客もほとんど居ないしここも穴場かも。
次の目的地「古宇利島」に向う途中、あまりにも奇麗だったので「屋我地島」にちょっと寄り道。
橋のたもとに小ちゃなビーチと駐車場があって、ここからの景色がこれまた絶景。
橋の真ん中から北を見るとこんな感じ。
遥か彼方に朝までいたオクマが見える。
反対側は内海になっていて穏やかな海と良い感じの浜が画になる。
ジャストタイミングの組合せ♪
とにかく海の色が綺麗でこれぞ“モトブブルー”って感じなんだろうな。
“れ”と“わ”ナンバーの車はみんなスルーして行っちゃったけど、天気が良ければ絶対ちょっと寄り道する場所だと思う。
お次ぎは大橋で有名な「古宇利島」。
島に向う手前のこの場所からの景色はぜひ抑えておきたいね。
我が家も一旦Uターンして再度トライしたもんね(笑)
橋のたもとの駐車場に車を停めて、延々とつづくような橋を真ん中へんまで歩いてみる。
橋の下には“モトブブルー”の超綺麗な海。
もうこの色に魅了されっ放し。
橋の脇のシンボル?の小島の上にはいい感じにうろこ雲も出てて。
橋の反対側のたもとにも駐車場や島のてっぺんには展望施設もあるけど、人が多くてちょっと興ざめ(^^;)
ひとまず小じんまりと島をグルッと回って早々に退散。
“美ら海水族館”に行く前にぜひ立ち寄ってみたかった「備瀬のフクギ並木」
先日たまたま新聞の記事で美しい写真を見て、期待してきて同じように頑張って撮ってみたけど…
ほぼ同じ場所で違う撮り方するとこんな感じ。
朝だともっと優しい光りが入るんだと思うんだけど…(^^;)
なんかちょっと想像していたのとは違う(︶︿︶)
ここは本当に地元の生活空間って感じで素敵ではあるんだけど、なんせ狭い。
運良く人があまり居なくてよかったけど、観光客のレンタサイクルの軍団やましてやここで団体客と遭遇したらと思うと…(^^;)
ここはあまり人を入れずにこのままで残して行って欲しいな。
お次ぎはいよいよ「美ら海水族館」。
ハイシーズンじゃなくてもさすがにスゴい人出。
で、まずはお腹を充たしてと行った“おきちゃんパーラー”で再び沖縄そば食べたが…ここのはダメです(^^;)
で、丁度いいタイミングでショーが始まったので、しばしイルカの芸を楽しむ。
バカにしてたけど結構見入っちゃう(笑)
次にいよいよ水族館に入ったものの、次から次へやってくる団体客をスルーしていたら中々観て回れない羽目に(^^;)
それでもしばし待ってだいぶ空いたところでゆっくりと。
まずは人気の人懐こいハコフグから。
カメラ慣れしているナポレオンフィッシュの流し目やら、幻想的なカサゴの遊泳シーンからまるでプレデターのようなやつまで。
初っぱなから結構楽しい。
そしてメインの黒潮の海の巨大水槽。
青い水槽と前を取り囲む観客のシルエットがとっても画になる。
そしてやっぱり間近で見るジンベイザメの回遊シーンは迫力ある。
空を飛ぶようなマンタもカッコいい。
そんな迫力ある遊泳シーンのしたで、ず〜っと休憩しているこんなヤツも(笑)
その先にある水槽のトンネル。
頭上を飛ぶマンタのシルエット。
ここはずっと見ていても飽きない。
時間も忘れてすっかり長居をしてしまった(^^;)
ずっと立ちっぱなしで疲れたので、水槽脇のカフェでひと休み。
前の席になんか画になる母子がいたので一枚。
ここもハイシーズンはこんなのんびり出来ないんだろうな。
気がつけば5時を回っていて日没まで1時間弱( ̄□ ̄;)!!
ビール片手に海に沈む夕日を見るってのが今回の旅のテーマのひとつだったのだけど、初日は残念ながら曇ってて願いが叶わず。
好天の今日こそはその望みを叶えるぞと意気込んでいたのだが、すっかり“美ら海水族館”に長居してしまい、急いで宿に向うも到底日没に間に合いそうもない(◎_◎;)
慌てて車に乗込み宿に向うと、空にはいい感じのウロコ雲。
これはビール片手は諦め、どこかで拝んで行かねばとキョロキョロしつつ走っていると道沿いに良さげな駐車場発見!!急きょUターンして緊急停車。
そして見つけた“もとぶ 浜の駅”でなんとか拝めた待望のサンセット。
走りながら『これはいいぞぉ〜』と思っていた通り、素晴しい雲との絶好のコラボレーション!
八ヶ岳でもそうだけど夕日って雲ひとつない快晴だと、まあそれはそれで美しいんだけど、あまり感動的で無かったりして、
逆にいい感じに雲が出ている方が素晴しいことが多いんだよね。
特に高いところにうろこ雲なんかがあったりすると、夕日が沈んだ後にさらにまた素晴しいショーが待っている。
だからこそマジックアワーと言われているんだと思うけど。
さあ、これから第二幕のはじまり♪
徐々に雲がなんとも言えない色に染まり出し、海も同じ色を映し出す。
怖いくらい美しく輝く雲、でもこれがほんとうに美しい。
そこからさらに紅の色が変り、そして終焉。
今回も超素敵なマジックアワーに立ち会うことが出来た。素晴しいぞ「もとぶ 浜の駅」(笑)
最初は予定外で焦ってったけどあとで聞いたらホテルからはイマイチの夕日だったらしいし、結果オーライだったね。
ベッドルームが2つもあるコンドミニアムだった(^^;)さすがコンドホテルというだけある。
しかもスイートらしい(^◇^;)
部屋の外にはデッカいバルコニーもあって、ちょっと分不相応で場違い的な気が…(^_^;)
今日の一杯目はコレ。名前に惹かれたがお味はちょっと…(^^;)
そしてみ〜さんは“コーラルブルー”って名のノンアルコールカクテル。
色は素敵だが甘すぎたみたい(^^;)
でもって今夜はシーフード三昧、とても美味かったです。
結構飲み食いした割にはお安くて、伝票見ながら何かの間違いではと思ったくらい(笑)
まあ美味くてリーズナブルなのはいいことだけど。
でも聞けば今日の夕日はイマイチだったそうで、良かったぁ途中であんな素敵なサンセット見れて。
代わりに今夜も月がいい感じ。
ちょっと国道の音がうるさいけど(^^;)
最後の一杯はコイツで。でもやっぱり黒はギネスがいちばん!
しかしながら今日も目一杯楽しめた。
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