12月 20 2017
誕生日にて
店頭で見て一目惚れして愛用し続けている“BREE”のヌメ革の財布。
もういつ買ったさえ覚えてないくらい(多分20年くらい)使い続けて、革も良い感じの飴色に育て上げてきたけど、さすがにあちこち革が痩せ、縫製の糸もほつれ、人前に出すのがちょっと恥ずかしい状態になってきた。
しかしながら“BREE”ではこのモデルが廃番になってもう手に入らず、かといってコレに代わるモノがなかなか無くて仕方なく使い続けている状態。
でもまあこの財布にも注文もあるワケで、具体的に言うと個人的には札入れには小銭入れが要らない。
で、世に出ている同じようなタイプの財布には必ずと言っていいほどこの小銭れが付いている。
もうこの時点で代える気が失せるのだが、たまに小銭入れの無いタイプもあるのだがこれもなかなか気に入ったモノが無くて・・・
で、無いなら作ってしまえということでこれまでも何人かの作家さんに相談したのだが製作までには至らず。
そんな中、去年の秋のあの八ヶ岳のオシャレ女子の祭典、「風のマルシェ」で同郷(彼女は福生だが)の作家さんと話をしていてちょっと作ってくれないかと相談。
今年の春のマルシェでボール紙で型紙を作ってモックアップを試作しさらに製作を直談判。
夏の間にいろいろやり取りして秋口にようやくモノが出来上がってきた。
構想5年、製作半年、建物以外で初の我が“+M”でのオリジナルデザインの製品誕生(笑)
まあ自分が使い易い様に自分の為だけに作った世の中に一つだけの財布だけどね(^^;)
焼印も作って実際に製作してくれた“grant”さんとのダブルネームで刻印して晴れて完成。
でも折角だからキリよく誕生日におろそうと思ってようやく本日使用開始。
念入りにディスカッションしたおかげで収まり・使い心地バッチリ!!!!
超ぉ〜〜〜〜〜いい感じ♪ これならまた長く使っていけそうだし、使いながら革が育っていくのが楽しみ。
面倒くさいオーダーに快く応じてくれた“grant”のKyokoさん本当にありがとう<(_ _)>
そして本日52回目の誕生日を迎えた。
まあ何も変わらず相変わらずではあるけど(笑)
誕生日の夕暮れはこの時期にしては珍しいような茜雲をバックにした今日の赤富士がお目見え。
そして何をするわけでもなく夕飯の支度をして、家で普通に晩酌して終わり(笑)
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