X’mas 旅立ちの朝

午前3時過ぎ、寝ていると居間に置いてあった携帯が鳴っているのに気付き慌てて出ると、妹からの『急変して危ないから急いで来て!』という連絡。

見るとその前に病院から着信も(・・;) しまった!うっかりして携帯を枕元に置いておかなかった(︶︿︶)

慌てて準備して急いで病院へ向かう。

途中何度も『今どこ?』電話が入る中、5時頃なんとか叔母や妹が待ち受ける個室に移された病室へ。

見るともうほとんど脈は触れていない状態、み〜さんと二人で声をかけると微弱ならが脈を打つ。

なんとか待っていてくれたようだ。

しかしそれももう限界で、父親の到着を待つことなくお医者さんにより5時25分に永眠を確認。

あと10分あれば父親も間に合ったのだが残念だ。

その後、身支度してもらって霊安室へ移動。

悲しむ暇もなく葬儀社の選定と連絡をしてお迎えに来てもらう段取りを迫られる(^^;)

この暮れも押し迫った時期だし、前々からやるなら家族葬でって話も出ていたので家族葬を専門にしている民間の葬儀場に連絡して1時間半ほどで迎えに来てもらう。

長い間大変良くしていただいた病院のスタッフの皆さんにお礼を行ってみんなで葬儀場へ移動。

すぐさま葬儀の様式や祭壇のデザイン、式典の内容などを打ち合わせ。

タイミング良く式場も火葬場も空いていたので28、29で葬儀を終わらせることが出来るということでお願いする。

元々が神官の家の長女ということで、なんとか神式で葬儀をしたいと思い、暮れの忙しい中無理を言って神主の従兄弟に葬場祭をお願いしたところこれも大丈夫って返事をもらえたが、もうちょっと遅かったら無理だったようだったので、これも母親の計らいだったのかも。

自分やみ〜さんに仕事が終わるのを待っていたかのように、次に朝に眠りに付くし、何よりX’masの朝に逝くとは・・・仕切り屋の母親らしい(笑)

本当悲しむ間もなく慌ただしいX’masの1日が終わり、準備をするため一旦山へ帰宅。

いやぁ実に疲れた(^^;)

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幻想的だったX’masの朝の神々しい光景。

そして旅立ちと別れの朝。

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最初に病気が発覚してから25年。

いろいろな治療をしつつ人生の1/3をこの病気と付き合ってきたことになる。

みんなで書いていた介助日誌の最後のページは自分が担当。

よく頑張った!