9月 7 2019
聞くは一時の・・・
久々にVectorWorksの覚え書き。
実施設計で立面絡みの図面の表現方法で悩んでいたことがあったので久しぶりにサポセンに問い合わせした。
立面を表示する時に外壁にテクスチャを割り当てていれば、OpenGLやRW系のピットマップ表示のレンダリングであればそのままテクスチャが反映されてそれっぽく表示される。
しかしVW系の線画のレンダリングだと反映されず真っ平らな表現になってしまう。
このままだと表現不足になるし、かといってその都度ビューポートに表示された図形に後からハッチングを付けるんじゃ折角BIMで設計している意味がないし、とても面倒臭い。
念のため外壁の材料にあったハッチングは作ってはおいた。
きっと何か壁面にこのハッチングを割り当て、表示させる方法があるはずなのだがそれをどこでどうしたらいいかが解らない。
で、サポセンに電話して対応してくれたお兄さんに教えを請うたら
まずリソースマネージャーの中から外壁に割り当てているテクスチャを選択して【テクスチャの編集】に入る。
その中の【サーフェスハッチングを編集】ボタンをクリック。
【サーフェスハッチングを編集】ウィンドウの中に入ってサーフェスハッチングを「なし」から「ハッチング」に変更。
そして選択リストから割り当てるハッチングを選んで決定すると
隣のプレビュー画面にハッチングが表示されるので、必要ならテクスチャとハッチングの寸法を微調整して合わせる。
ハッチングを作る際にきちんと寸法出ししておけば選ぶだけでテクスチャとマッチするはず。
で、表示画面に戻ってVW陰線消去レンダリング等で表示させると・・・
おおっ!見事狙いどうりの表現方法で表示された。
同じように悩んでいた屋根の表現も同じやり方で無事解決。
棟換気のカバーはただハッチングを割り当てると細切れに表現されたので「ハッチング位置設定」の「回転」のところを90°にしたら無事表現できた。
解ってしまうとなんだ物凄く簡単! これのどれだけ悩んだことか(^^;)
「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」とはいうけど、問い合わせして解決するまでたった5分弱(^_^;)
これからは困った時は迷わずサポセンに聞くことにしよう。
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