地獄の門解錠

美しい晩秋の朝。
熱は相変わらず高めで推移し、身体も辛くなってきた。
さらに喉の奥が何か鋭いもので何度も引っ掻かれ赤黒く晴れ上がり、まるで邪悪な門(イメージです)にでもなっているかのようで、咳をする度に「喉ってこんなに広かったけ?」と思うくらい広範囲に激痛が走る。

さらに鼻水鼻詰まりで鼻呼吸が出来ず、マスクをしているとは言え口の中が砂漠の楼閣の壁のようにガサガサに乾ききってて喉の痛みに拍車をかける。
日頃、喉ぬーるスプレーと鼻炎用のスプレーを常備しているのでその都度対処しているからまだ良いが、それらが無かったらさらにこの辛さは増大していたろう。

日頃M気質があるからかw「痛い、辛い、苦しい、シンドイ」は極限まで我慢出来る方で、その我慢している自分の酔っている自分だが、今回は早々に「こりゃダメだ」と根を上げた。
また大概のことはネタにして楽しむことにしているが、今回はそんな気力も余裕も無い。
マジにこのまま肺炎起こすのじゃ無いかってくらい辛いし、痛いし、苦しいし
微症・軽症でこれだから中等症、重症なんて想像もしたく無い。
食欲があることと、味覚障害が無いことが唯一の救い。
とにかくしっかり食べて寝る!