Monthly Archives: 11月 2023

季節が変わる景色が変わる

11月最期の日のいつもの朝焼け
数日留守にしているうちにすっかり木枯れて冬の景色に変わってた。

そして久しぶりに現場に行って鉄筋検査
一人で作業してる割にほんと仕事が早い
そしてこちらも周りがすっかり木枯れて景色が変わってた。

久しぶりの帰宅

今日はそれぞれ別行動、こちらは測量屋さん一緒に父親のところに行って書類の引き渡し。
やっと建物も土地も登記が完了。
お昼はひとりで青梅街道沿いに新しく出来たラーメン屋に行ってみた。
太麺の味噌ラーメンもなかなか美味いし、スキレットで出てきて食べる直前に溶き卵を入れるチャーハンもなかなか面白い。
ここはリピートしても良い店だ。

そしてみ〜さんは義父と相続関係の手続きで金融関係回り。
謄本がまだ手に入らないので手続きは出来ないけど、一応全ての準備は出来た様子。
まあこれは立ち入れない話なので、こちらは書類関係のサポートだけするんだけど。
帰り道に立ち寄ったイオンの駐車場から見る最終日の夕暮れ。

で、やれる事やって帰って来ました八ヶ岳。
早速村のPubに行って近況報告しながら慰労の一杯♪
一緒に歳を重ねてきているので、それぞれ今置かれている境遇も似たり寄ったりなので、良くも悪くも悲しい事態も共有できるのは嬉しいし、参考にしてもらえるんじゃないかな。
楽しいひとときを過ごして癒された、そして一緒に献杯してくれてありがとう。

後始末とお買い物

晩秋の何気ない街中の斜陽、昔馴染みの街の景色
昨日今日と滞りなく無事葬儀が終わったのも束の間、休めるうちにやれる事はやっておこうと今日は役所に行って、葬儀後の諸手続きやら書類の申請やらをしてくる。
一応、経験済みなのでひと通り流れは大体分かっていたが、6年前と違ったのは戸籍関係の諸手続きをした住民課の窓口の担当女性が気を利かせてくれて、その他の年金関係、介護保険関係の窓口に橋渡しをしてくれて、スムーズに手続きが出来たこと。
以前は年金事務所に行ったりと大変だったけど、市役所だけで済んでしまったのは年老いた義父を連れてだったので助かった。
ただ、こちらの申請が早すぎてw戸籍関係の処理がまだ出来てなくて謄本等が受け取れなかったけど(汗)

そしてその流れで午後は仏壇屋さんに行って仏壇の手配。
いきなり行くと良いように誘導され高い買い物させられるんじゃと、一応事前に置けるサイズを測り、Webで良さそうなモノを物色しておいて挑んでみた。
アタリをつけていたモノを見て回ったが、どうもイマイチって感じで店内を隅々まで見ていたら、お買い得品コーナーに手頃で良さそうな仏壇を発見、早速み〜さんと義父にも見てもらったら二人とも気に入った様子。
色もデザインも義父の好みに合ったらしいし、何より38%Offだったしw
仏壇が決まったら今度は宗派に伴う御本尊が必要ってことで、真言宗は大日如来様と両脇に不動明王と弘法大師の掛け軸が必要なのだとか。この大日如来様だけでも結構お高くて・・・(汗)
そしてその次に義母の御位牌、これも仏壇に納めてちょうどいい大きさを色々比べたり、デザイン、材質を吟味し、義父が選んだモノがこれまたお高くて・・・折角だからという義父の気持ちもわかるけど(汗)
そして最後に仏壇周りに置く仏具をひと揃えして、お値段・・・う〜ん(汗)セール品選んで良かったw
まあでも思ったより安く済んだし、何より気に入ったモノが見つかったので良かった。(お寺さん提携の店で買えたしw)
田舎のしきたりでもっと高いのを薦められるかと思ったけど、対応してくれた店長さんが良い人で、こちらの意見を尊重してくれる中で最良のアドバイスをしてくれて良い買い物が出来た。
最近は墓仕舞いや仏仕舞いが問題になっているが、ウチは正にそれで、我々が死んだらお墓も仏壇も継いでくれる人が居ない。
だからお墓はまだしも仏壇は要らないねって言っていた訳で、そんな状況では大きくて立派なモノは要らないのである。
そういう風潮もあってか店内にもシンプルでコンパクトでリーズナブルなモノも多く、売れ筋ではあるらしが、我々の親世代はそうは言ってもやはりそれなりのモノが欲しいらしいので、今回はちょうど良いところに落ち着いた感じ。
しかもセールは今日からで買った物も今日から値段が下がったらしい、しかも明日は定休日!正にグッドタイミング今日来て正解だった。
さらに頭の痛かった四十九日の法要のお供え、返礼品の準備も頼めたし、いやぁ〜ここまで順調に事が運ぶと怖いくらいw

煌々と月が輝く凛とした美しい街中の十六夜
やる事も大体かたがついて今日のビールが美味い
でもそろそろ山に帰りたい、いや早く帰りたいw

お別れの日の夕日と満月

旅立ちの日の夕日
お別れの日の満月
11月22日11時44分、88歳の生涯を閉じた義母は本日無事荼毘に付された。
しかしここまでゾロ目で揃えてくるとは・・・
主治医も驚愕する衝撃の検査画像を見ながら余命宣告を受け、覚悟を決めて我々が山へ戻ってきた翌日、突然容体が急変し敢えなく逝ってしまった。
その日から基礎の乗り込みでどうしても現場で指示しなくてはいけないくてすぐに病院に行けず自分は立ち会え無かったが、最期の時に間に合ったみ〜さんによると、最後は一筋涙を流したものの穏やかに息を引き取ったそうだ。

突然の旅立ちだったけど、逆に苦しむ時間が少なくて良かったかもしれない。
亡くなってからもほんとただ寝ていて今にも起きそうなくらい穏やかな表情だったし。
そして本葬をあげ荼毘に付され、見事に焼き残った骨折で入れたチタンの人工骨と共に納骨され旅立っていった。
晩年は認知症等もあったりしたけど、今は大好きなお菓子でも食べながら極楽浄土へ旅してると思う。
無事に四十九日の旅が終わることを祈ります。
そしてウチの奥さんをこの世に授けてくれてありがとうございます。
それにしてもこの世で最後に乗った霊柩車のナンバーが偶然だとは思うけど「82-82」とはね。

お別れの夜

本日は通夜祭。
その前に午後から納棺式が執り行われた。
亡くなってからもただ寝ていて今にも起きそうなくらい穏やかな表情で横わる義母。
突然の訃報に驚いただろう妹弟、親戚も未だ信じられない様子。

そして納棺師さんにきれいに身支度をしてもらい、棺に納められ納棺師さんは退出。
家族や親族が見守る中、代わって葬儀屋さんの女性担当者が何やら真綿を沢山持ってきて作業開始。
最初何をしているんだろうと思ったけど、段々と「あっ、着物を作っているんだ」と解った。
襟や帯、帯締め、さらに羽織までなど見事な手捌きで真綿でこさえた白装束に着飾るのをみて感心しかり。
聞いたらまず入社して最初に覚えなければならない所作らしい。
今は数ヶ月研修があるらしいが、彼女が入社した頃は実務と業務後の自主練で覚えたらしい。
これもある種職人技だな。
そして棺桶に蓋をして納棺の儀は終了。

元々仲の良かった賑やかな妹弟、親戚、通夜を待つ間も賑やかで(汗)
そしてお坊さんが来場され、義父と我々夫婦でご挨拶、その席でまた驚愕の事実が。
今回初の仏様であるので、四十九日の法要の際に位牌は元より仏壇も用意して魂を入れるのだとか。
一同「えっ?」って感じ。数日前に仏壇は要らないよねって話でまとまっていたのでこれは寝耳に水。
「小布施」に、「御車代」、「御膳代」に「茶湯料」さらに「入山料」に「位牌堂用作成料」そして仏壇仏具・・・
いったいいくら掛かるんだって感じ(汗)
ウチの母親の際がその辺りの費用が無かっただけにこれにはちょっとびっくり。
お葬式前にそれどころでは無い感じ(汗)
まあ檀家に入るんだから仕方ないんだろうけど。仏式恐るべし。

そして定時になりほぼ身内だけで通夜を行い、賑やかなお浄めのお膳を共にして、誰も何も言わなければいつまでも続きそうな勢いだったので程々に〆をして本日の葬儀は終了。
いやはや段取りに受付に進行の打合せや誘導、疲れましたw

非日常の景色

ビルとビルの隙間から見る西多摩の夕焼け
駐車場から見る12番目の月
今日も葬儀の追加準備の打合せやら、ウチの父親のところに行ったりと色々と行ったり来たり。
そして段々非日常の弊害が出始める
普段結構自制しながら色々やっているけど、いつものリズムでなくこう食っちゃ寝してれば調子も悪くなってくるわな
そして夜まったりしていると、山の局番の見知らぬ電話番号より着信、出てみると某PA上り線の担当者。
年末年始また手伝ってもらえないかとの依頼だったけど、サンメに入るのでと丁重にお断りしたw
まああの調子だと人手不足は深刻そうだものねぇ

残務処理と困ったしきたり

木枯らしが吹き荒れる今朝はオレンジ強めのいつもの朝焼け
今夜また青梅に戻らななければならないので、午前中出来るうちにやらなきゃいけない図面のチェックをしておく。
そして午後からは工事の始まった現場に行って市の遺跡調査の立会いをしに行ってくる。
現場に着くと基礎屋さんが「あれ?もう終わっちゃったよ」とのこと。
14時に行くって言うから時間合わせてきたのに・・・現場にすぐ下で大規模な遺跡調査をしているので、そこから予定より早く来たらしい。
まあ、こちらは何も出てこず問題無かったから良いんだけど。
それにしても今回の基礎屋のM井くん、パワーがハンパ無い。
一人でたった二日で位置出しから総堀しちゃって砕石敷き出すんだから。
聞けば朝イチで別の現場の準備して、午前中はさらに別の現場の地鎮祭に行ってきたらしいし。
ここの現場の他に掛け持ちしながら一人でチャッチャと小気味よく作業している姿は感動すらするw
ほんといいタイミングで引き受けてくれて助かった。

そして家に戻って準備をして再び上京。
途中久しぶりに談合坂で怒る王蟲の群れに取り込まれてしまった。
昨日が祝日だったので油断していたけど紅葉の季節もあって平日でも観光のUターンラッシュはあるようだ。
まあ出来るだけ楽しみながら運転して戻ってきたけどね。
そして今夜は義父と葬儀後の諸々の手続きのことについてレクチャー。
こういうこともあるだろうとちゃんと整理して取っておいた母親の時の資料が役に立つ。
そしてお寺さんから四十九日の法要の日程を年明けの6日か7日で決めてほしいという驚愕の話が。
正月明け早々ってのもあるけど、ちょうど三連休・・・なんてこった。
み〜さんも仕事あるし、こちらも一番の稼ぎどき。
まあ仕事してるのは我々だけだから、そう言う仕事の事情とかは考えてもらえそうもない。
さらにその寒い時期に納骨式もすると言うことらしい。
我々は春になって暖かくなってからの方が良いと言ったけど、却下。
もう好きにしてくださいって感じ。
やぱりお墓なんて要らないって気持ちがさらに強まった夜。

着々と準備

今朝は住宅地からの朝焼けの空
一夜明けてみ〜さんの実家で迎える朝は素晴らしい朝焼け
もうちょっと広い空で見たかったけど
そして今日もみ〜さんの従姉妹と焼香に行った際に打合せ
大体決める事は決まった感じ。
それにしてもお寺さんに払う費用の高さに驚愕というか憤りすら感じる
そしてお寺さん都合で何でも決まることにも。
身内とはいえ、神道で式をした我が家としては本来の主役を無視した余りの不自由さに疑問と困惑
檀家制度だから仕方ないのかもしれないけど、もうそろそろお寺さん至上主義はやめた方がいいと思う。
だから檀家さんが減っちゃうんだよ。
でもまあそういう社会文化に慣れちゃっている世代の喪主の義父が従うって言うんだから仕方ない。
何だか悶々としながら身支度を整える為一旦山に戻ってきた。

突然のお別れ

いつものように起きて、朝食を食べ洗濯をし、それぞれ仕事の準備をしてみ〜さんは職場へ。
こちらも朝イチで現場へ行く準備をしていると、突然出かけたはずのみ〜さんが戻ってきた。
忘れ物かなと思ってたら、「吐血したと病院から電話があった」と血相変えてる。
昨日余命宣告受けたばかりで今日かと思いつつ、み〜さんはそのまま急いで準備して病院へ。
こちらは今日から基礎工事が始まるのでどうしても現場に行って指示しなければならないので、残って現場へ。
ひと通り基礎屋さんとお施主さんを交えて打合せし、位置や高さ関係を確認してさあ家に戻るかと思っていた矢先、み〜さんから「今息を引き取った」との報告を受ける。
あと一日頑張ってくれたなぁ〜と思いつつ、急いで家に帰って準備して上京、病院に着いた時にはもうすでに義母は斎場に移動した後。
その後みんなで斎場に行って葬儀屋さんと今後の打合せ。
以前ウチの母親の葬儀をお任せした業者さんだったので、こちらも内容がわかっているのですんなりと話がまとまった。
美味い具合にお寺さんや焼き場のスケジュールも確保出来て、日曜日、月曜日で葬儀することに。
話を聞いて駆けつけた義母の妹弟さんたちも面会、焼香してその後夕飯を食べて今日のところは解散。
一度経験しているのでこちらも要領がわかっているので今回はちょっと余裕。義父は別だけど。
しかし、こうも急転直下に事が動くとは・・・まあみ〜さんが最後に間に合ったのが良かったけど。
写真は今日の現場より。天に召されれる直前たまたま撮ったもの。
なんか妙に空が気になって。虫の知らせだったのかな。
それにしても11月22日11時44分、88歳、ここまでゾロ目に揃えるとは

手続きと宣告

今日も実家両家の所用のために上京。
まずは父親の代理でJAの銀行へ
実家の整理に伴う諸費用を支払う為に定期を解約して口座に入れ替えるのに、本人が窓口に行けないのでこちらが代行するわけだが、委任状、戸籍謄本、身分証明書、解約する為の使用用途が判る資料(今回は各業者の見積書)を揃えて提出しなければならない。
事前に相談しておいたので、何が必要かも解っていたし、担当者も事情がわかっていたので話が早いが、いきなり行ったりしたら多分手続きしてもらえない可能性は高いと思う。
まあ窓口の人も事情はわかっているとは思うが、やはり多額のお金が動く事だし色々ルールに従わなければならないんだとは思うけど、毎度のことながら高齢者の代理手続きの大変さはなんとかならないものか。
本当は振込まで一緒にしたかったが、諸事情で今回は解約、入金まで。
また改めて振込に来なければならないけど、今度はさらに事情がわかってくれているのですんなり手続き出来そうだけど、ああ面倒。

そして午後はみ〜さんと義父と一緒に病院に行って主治医から義母の状態の説明を受けてくる。
先日頑張って飲んだ胃カメラの画像を見て俄然、ここまで酷い状態だったとは・・・というか、ここまでの状態なのに救急搬送されるまで予兆が無かったというか、痛みを訴えなかったのが不思議。
認知症は痛みまでも忘れさせてしまうのかと思うくらい。
自分もよく内視鏡検査を受けているので、胃の中の状況を見ているが、胃癌ってここまでなるの?って感じ。
若く体力があるなら全摘するくらいの状況らしいが、年齢や体力を考えてもそれは無理だろうし逆に負担になるので今後は緩和ケアを中心に見守る治療に変更することで合意。
そして年は越せないだろうという余命宣告を受けて病院を後にする。
でも病院で最後まで看取っていただけるだけでありがたい。
ウチはつくづく医療関係者には恵まれているなぁと痛感しながら山へ帰ってくる。
さあこれからしばらくは臨戦体制だ。
家に帰って食べるとり飯と採れたてホップが美味い♪