Life

お別れの日の夕日と満月

旅立ちの日の夕日
お別れの日の満月
11月22日11時44分、88歳の生涯を閉じた義母は本日無事荼毘に付された。
しかしここまでゾロ目で揃えてくるとは・・・
主治医も驚愕する衝撃の検査画像を見ながら余命宣告を受け、覚悟を決めて我々が山へ戻ってきた翌日、突然容体が急変し敢えなく逝ってしまった。
その日から基礎の乗り込みでどうしても現場で指示しなくてはいけないくてすぐに病院に行けず自分は立ち会え無かったが、最期の時に間に合ったみ〜さんによると、最後は一筋涙を流したものの穏やかに息を引き取ったそうだ。

突然の旅立ちだったけど、逆に苦しむ時間が少なくて良かったかもしれない。
亡くなってからもほんとただ寝ていて今にも起きそうなくらい穏やかな表情だったし。
そして本葬をあげ荼毘に付され、見事に焼き残った骨折で入れたチタンの人工骨と共に納骨され旅立っていった。
晩年は認知症等もあったりしたけど、今は大好きなお菓子でも食べながら極楽浄土へ旅してると思う。
無事に四十九日の旅が終わることを祈ります。
そしてウチの奥さんをこの世に授けてくれてありがとうございます。
それにしてもこの世で最後に乗った霊柩車のナンバーが偶然だとは思うけど「82-82」とはね。

お別れの夜

本日は通夜祭。
その前に午後から納棺式が執り行われた。
亡くなってからもただ寝ていて今にも起きそうなくらい穏やかな表情で横わる義母。
突然の訃報に驚いただろう妹弟、親戚も未だ信じられない様子。

そして納棺師さんにきれいに身支度をしてもらい、棺に納められ納棺師さんは退出。
家族や親族が見守る中、代わって葬儀屋さんの女性担当者が何やら真綿を沢山持ってきて作業開始。
最初何をしているんだろうと思ったけど、段々と「あっ、着物を作っているんだ」と解った。
襟や帯、帯締め、さらに羽織までなど見事な手捌きで真綿でこさえた白装束に着飾るのをみて感心しかり。
聞いたらまず入社して最初に覚えなければならない所作らしい。
今は数ヶ月研修があるらしいが、彼女が入社した頃は実務と業務後の自主練で覚えたらしい。
これもある種職人技だな。
そして棺桶に蓋をして納棺の儀は終了。

元々仲の良かった賑やかな妹弟、親戚、通夜を待つ間も賑やかで(汗)
そしてお坊さんが来場され、義父と我々夫婦でご挨拶、その席でまた驚愕の事実が。
今回初の仏様であるので、四十九日の法要の際に位牌は元より仏壇も用意して魂を入れるのだとか。
一同「えっ?」って感じ。数日前に仏壇は要らないよねって話でまとまっていたのでこれは寝耳に水。
「小布施」に、「御車代」、「御膳代」に「茶湯料」さらに「入山料」に「位牌堂用作成料」そして仏壇仏具・・・
いったいいくら掛かるんだって感じ(汗)
ウチの母親の際がその辺りの費用が無かっただけにこれにはちょっとびっくり。
お葬式前にそれどころでは無い感じ(汗)
まあ檀家に入るんだから仕方ないんだろうけど。仏式恐るべし。

そして定時になりほぼ身内だけで通夜を行い、賑やかなお浄めのお膳を共にして、誰も何も言わなければいつまでも続きそうな勢いだったので程々に〆をして本日の葬儀は終了。
いやはや段取りに受付に進行の打合せや誘導、疲れましたw

非日常の景色

ビルとビルの隙間から見る西多摩の夕焼け
駐車場から見る12番目の月
今日も葬儀の追加準備の打合せやら、ウチの父親のところに行ったりと色々と行ったり来たり。
そして段々非日常の弊害が出始める
普段結構自制しながら色々やっているけど、いつものリズムでなくこう食っちゃ寝してれば調子も悪くなってくるわな
そして夜まったりしていると、山の局番の見知らぬ電話番号より着信、出てみると某PA上り線の担当者。
年末年始また手伝ってもらえないかとの依頼だったけど、サンメに入るのでと丁重にお断りしたw
まああの調子だと人手不足は深刻そうだものねぇ

残務処理と困ったしきたり

木枯らしが吹き荒れる今朝はオレンジ強めのいつもの朝焼け
今夜また青梅に戻らななければならないので、午前中出来るうちにやらなきゃいけない図面のチェックをしておく。
そして午後からは工事の始まった現場に行って市の遺跡調査の立会いをしに行ってくる。
現場に着くと基礎屋さんが「あれ?もう終わっちゃったよ」とのこと。
14時に行くって言うから時間合わせてきたのに・・・現場にすぐ下で大規模な遺跡調査をしているので、そこから予定より早く来たらしい。
まあ、こちらは何も出てこず問題無かったから良いんだけど。
それにしても今回の基礎屋のM井くん、パワーがハンパ無い。
一人でたった二日で位置出しから総堀しちゃって砕石敷き出すんだから。
聞けば朝イチで別の現場の準備して、午前中はさらに別の現場の地鎮祭に行ってきたらしいし。
ここの現場の他に掛け持ちしながら一人でチャッチャと小気味よく作業している姿は感動すらするw
ほんといいタイミングで引き受けてくれて助かった。

そして家に戻って準備をして再び上京。
途中久しぶりに談合坂で怒る王蟲の群れに取り込まれてしまった。
昨日が祝日だったので油断していたけど紅葉の季節もあって平日でも観光のUターンラッシュはあるようだ。
まあ出来るだけ楽しみながら運転して戻ってきたけどね。
そして今夜は義父と葬儀後の諸々の手続きのことについてレクチャー。
こういうこともあるだろうとちゃんと整理して取っておいた母親の時の資料が役に立つ。
そしてお寺さんから四十九日の法要の日程を年明けの6日か7日で決めてほしいという驚愕の話が。
正月明け早々ってのもあるけど、ちょうど三連休・・・なんてこった。
み〜さんも仕事あるし、こちらも一番の稼ぎどき。
まあ仕事してるのは我々だけだから、そう言う仕事の事情とかは考えてもらえそうもない。
さらにその寒い時期に納骨式もすると言うことらしい。
我々は春になって暖かくなってからの方が良いと言ったけど、却下。
もう好きにしてくださいって感じ。
やぱりお墓なんて要らないって気持ちがさらに強まった夜。

着々と準備

今朝は住宅地からの朝焼けの空
一夜明けてみ〜さんの実家で迎える朝は素晴らしい朝焼け
もうちょっと広い空で見たかったけど
そして今日もみ〜さんの従姉妹と焼香に行った際に打合せ
大体決める事は決まった感じ。
それにしてもお寺さんに払う費用の高さに驚愕というか憤りすら感じる
そしてお寺さん都合で何でも決まることにも。
身内とはいえ、神道で式をした我が家としては本来の主役を無視した余りの不自由さに疑問と困惑
檀家制度だから仕方ないのかもしれないけど、もうそろそろお寺さん至上主義はやめた方がいいと思う。
だから檀家さんが減っちゃうんだよ。
でもまあそういう社会文化に慣れちゃっている世代の喪主の義父が従うって言うんだから仕方ない。
何だか悶々としながら身支度を整える為一旦山に戻ってきた。

突然のお別れ

いつものように起きて、朝食を食べ洗濯をし、それぞれ仕事の準備をしてみ〜さんは職場へ。
こちらも朝イチで現場へ行く準備をしていると、突然出かけたはずのみ〜さんが戻ってきた。
忘れ物かなと思ってたら、「吐血したと病院から電話があった」と血相変えてる。
昨日余命宣告受けたばかりで今日かと思いつつ、み〜さんはそのまま急いで準備して病院へ。
こちらは今日から基礎工事が始まるのでどうしても現場に行って指示しなければならないので、残って現場へ。
ひと通り基礎屋さんとお施主さんを交えて打合せし、位置や高さ関係を確認してさあ家に戻るかと思っていた矢先、み〜さんから「今息を引き取った」との報告を受ける。
あと一日頑張ってくれたなぁ〜と思いつつ、急いで家に帰って準備して上京、病院に着いた時にはもうすでに義母は斎場に移動した後。
その後みんなで斎場に行って葬儀屋さんと今後の打合せ。
以前ウチの母親の葬儀をお任せした業者さんだったので、こちらも内容がわかっているのですんなりと話がまとまった。
美味い具合にお寺さんや焼き場のスケジュールも確保出来て、日曜日、月曜日で葬儀することに。
話を聞いて駆けつけた義母の妹弟さんたちも面会、焼香してその後夕飯を食べて今日のところは解散。
一度経験しているのでこちらも要領がわかっているので今回はちょっと余裕。義父は別だけど。
しかし、こうも急転直下に事が動くとは・・・まあみ〜さんが最後に間に合ったのが良かったけど。
写真は今日の現場より。天に召されれる直前たまたま撮ったもの。
なんか妙に空が気になって。虫の知らせだったのかな。
それにしても11月22日11時44分、88歳、ここまでゾロ目に揃えるとは

手続きと宣告

今日も実家両家の所用のために上京。
まずは父親の代理でJAの銀行へ
実家の整理に伴う諸費用を支払う為に定期を解約して口座に入れ替えるのに、本人が窓口に行けないのでこちらが代行するわけだが、委任状、戸籍謄本、身分証明書、解約する為の使用用途が判る資料(今回は各業者の見積書)を揃えて提出しなければならない。
事前に相談しておいたので、何が必要かも解っていたし、担当者も事情がわかっていたので話が早いが、いきなり行ったりしたら多分手続きしてもらえない可能性は高いと思う。
まあ窓口の人も事情はわかっているとは思うが、やはり多額のお金が動く事だし色々ルールに従わなければならないんだとは思うけど、毎度のことながら高齢者の代理手続きの大変さはなんとかならないものか。
本当は振込まで一緒にしたかったが、諸事情で今回は解約、入金まで。
また改めて振込に来なければならないけど、今度はさらに事情がわかってくれているのですんなり手続き出来そうだけど、ああ面倒。

そして午後はみ〜さんと義父と一緒に病院に行って主治医から義母の状態の説明を受けてくる。
先日頑張って飲んだ胃カメラの画像を見て俄然、ここまで酷い状態だったとは・・・というか、ここまでの状態なのに救急搬送されるまで予兆が無かったというか、痛みを訴えなかったのが不思議。
認知症は痛みまでも忘れさせてしまうのかと思うくらい。
自分もよく内視鏡検査を受けているので、胃の中の状況を見ているが、胃癌ってここまでなるの?って感じ。
若く体力があるなら全摘するくらいの状況らしいが、年齢や体力を考えてもそれは無理だろうし逆に負担になるので今後は緩和ケアを中心に見守る治療に変更することで合意。
そして年は越せないだろうという余命宣告を受けて病院を後にする。
でも病院で最後まで看取っていただけるだけでありがたい。
ウチはつくづく医療関係者には恵まれているなぁと痛感しながら山へ帰ってくる。
さあこれからしばらくは臨戦体制だ。
家に帰って食べるとり飯と採れたてホップが美味い♪

いきなりの初雪の日に

雪が散らつく雨上がりの朝
いよいよ冬がはじまるかな
タイヤ交換しておいて良かったぁ

そんな雪が舞う中、それぞれの実家の所用の為今日も上京。
すっかりきれいに片付けられてたウチの実家を確認した後、
病院に行って深刻な状況を確認して、今後のことの話し合い。
今年はまたちょっと大変な暮れになりそうだ。

その後はゴッドハンドがしばらく長期休業に入るというので、
その前に我々の身体のメンテナンスをしてもらってくる。
相方は腰やら肩の不調の修正。こちらは特に不調はないものの、今シーズンブーツを新調するので、インソールも新しく作ろうと思い、左右の足のバランスの調整を中心に診てもらってきた。
いつものように術後の“憑き物”が取れたようなスッキリとした爽快感がたまらない。
しばらくまた大変な状況になると思うけど、これで乗り切れそうだ。

世紀の瞬間と今季の宣材

今朝の微笑ましい決定の瞬間w
それにしてもスゴいね。
そしてこの犬はまた話題になりそうw

で、某スキー場のWebサイトの今シーズンの宣材写真より
オッさん頑張りましたw
しかし滑りも軽いがポーズも軽い😅(やらされたんだけどw)
何はともあれ今シーズン中はよろしくお願いしますw

夕日に照らされた晩秋の里山と富士山
今日は天気が悪いので先日撮った写真

冬の準備2023

天気下り坂の今日の夕暮れ時
鮮やかな夕焼けを放ち雄々しい存在感の甲斐駒ヶ岳
と対照的に静かで不思議な存在感を醸し出す富士山

で、み〜さんが冬用タイヤに替えるっていうので、微妙なぉ〜な陽気で悩んだけど一緒に替えてもらってくる。
最近は何が起こるかわからないので混まないうちにね。
ついでにオイル交換もしてもらってきたけど、作業は早いわ、代金は安いわやっぱN自工はすごい。
ちょっと不安なところがあるのが玉に瑕だけど😅

そして定期健診がてら予防接種も。
今年は畑が無いのでこれにて我が家の冬の準備は完了。
しかしよく見たら“高齢者”扱いになってて・・・😅