3月 11 2016
5年
五年前の今日も雪が降っていた。
仕事場で大きな揺れを感じ、直後山梨側では停電する中、野辺山の現場へ行ってみると普通に電気が来ていて何事もなかったかのように職人さんたちがイケアのキッチンを組立てていたっけ。
電話、メールが通じない中、なぜかSNSだけは生きていてそれで必死に情報収集していたなぁ。
高速道路も通行止めの中、東京に帰る職人さんたちを無事を祈りながら見送り、帰り際立ち寄った既にコンビニの棚には食料が何も無くて愕然としながら満天の星空の元を家路についた。
停電でTVも暖房も灯りも付かない中、『20回目の結婚記念日の2日後にまさか灯すことになるとはねぇ』なんて思いながらウェディングキャンドルを灯しながら、唯一使えたガスで作った温かいうどんをすすりながら世の中で何が起こっているのか不安に駆られながら一夜を過ごした。
翌朝やっと付いたTVで事の重大さを目の当たりにして愕然としたのだった。
あの震災から5年。
今日も雪が降っている。
なんだか慌ただしくて2時46分に黙祷する事も出来なかった…。
でも、以前から社長とちょっと話しをしておいて今日からしばらくコーナー設けていただいた。
地味ながら地道に応援は続けているよと。
これからも「忘れない」そして「繋がっていよう」と思う。