5月 14 2018
最終ミッション
明日5月15日は故郷の御嶽山の御嶽神社、“奥の院”「男具那社」の御祭日。
そして生きていれば母親の76歳の誕生日。
そんな神社のお祭りの日に生まれた母の名前はこの奥の院に祀られている“日本武尊(ヤマトタケルノミコト)”から一字いただき“武子”と名付けられたそうな。
そして今日、一つ歳を重ねる前に無事納骨がすることができた。
最初からこの日を狙っていたわけでは無かったが、お墓の選定やら準備やらで時期的のこの辺りになったってことで折角なら母の日と誕生日との間だだしこの日にしようということになった。
我々のような長男長女で子供が居らず、お墓ってモノにも執着が無い者にとって、親の墓守りは結構シビアな問題。かといって蔑ろにするわけにもいかないし。
当初は樹木葬も考えていたが、いろいろ説明を聞くとそこまで合理的にするのはさすがに気が引け、いろいろ見て回った結果、今回のような分譲式共同墓に落ち着いた。
従来のお墓が一戸建てなら、今回母親が入るのはさしずめ分譲テラスハウスって感じかな。
共同墓の場合、13年とか期間限定供養が多い中、永代供養だったのも今回選んだ理由。
ひとまず無期限で安置出来るので、先々また事情が変わったらその時どうするか考える余裕も出来るしね。
また檀家制や宗教・宗派の縛りも無い上、維持管理や手入れもしていただけのも我々のような者には有難い。
緑が多く春になれば背後に一面芝桜が咲くのも花好きの母には喜ばれそうだったのも一つ。
で、新たな住所は“S1−001−001”ってこれまたたまたま空いていた実に分かりやすいところ。
こういうのも母親は好きそうだしね(笑)
何はともあれこれでひと通りの終活は終了し、こちらも肩の荷が下りた。
祭壇を片付け広くなった母の部屋を独占できることにちょっと喜びを感じている当主にはちょっと呆れるけど。