6月 4 2018
有りえないでしょ
今回の現場は基本、設計図はあるけど、細かい部分はお施主さんとビルダーさんで直に打ち合わせして決めて変更している部分が結構ある。
で、今日も現場に行って最後に残っていた妻壁の塗装を見てみたら・・・
あれ?聞いていた色となんか違う。
先月お施主さんが現場に来た際にビルダーさんと打ち合わせして決めたという色は茶色系。
でも塗られているのはどう見ても黄色系。
また変更したのかな?と思って聞いてみたら、『カタログで選んだ色と現物がなんか違っちゃったんだよね〜』とのこと。
え〜、なら普通塗らないで施主や自分に確認するでしょ。・・・と思ったけど、変更して選んだのはこっちじゃないし、もう裏はすでに塗り終わっちゃってるし(ーー;)
『まあこれはこれでいい色だと思うんだよねー』って、自分たちで決めたとはいえ、施主に確認しないで勝手に変えちゃダメでしょ。
『見れば〇〇さんもこれで良いっていうと思うんだけど、どう思う?』って言われても、色目が全然違うんだから聞いてみないことにはなんとも言えないでしょ。
まあとりあえず、最悪二回目で色を変えることも出来るってことで、色の変更の元となった下地の色と対比させるために南側もそのまま塗ってみて、その写真を撮ってお施主さんに送って返答をもらうことにした。
で、実際全部塗ってみるとこれはこれで上品で温かみのある色の組合せで、個人的には良いと思う。
まあ、元々こちらが想定していた元の色にも近いしね。
しかし、通常は現物の色サンプルを取って色決めするもんだし、印刷物やWebの色なんて当てにならないってのは常識。
今回はお客様とビルダーが仲いいし信頼しているからトラブルにならないと思うけど、普通ならやっちゃいけないことだよ。
とにかくトラブルにならない為にこちらは何重にも予防線を張って確認を繰り返して工事をするんだけど、そこがプロとセミプロの違いなんだろうなぁ(︶︿︶)
まあお客様が気に入ってくれればそれでいいんだけど、それにしても有りえない。
案の定写真送って問い合わせしたら、写真じゃ分からないけど二人が良いと思うならそのまま進めてくださいだって。
本当良いお客さんだよね(^^;)