3月 12 2019
実務と学習
夕月の脇を夕陽に照れされて今日も飛ぶ羽田発北京行きJAL25便のB767。
便名までは判らないまでも定期便の行き先と機種がだいたいわかるようになった自分が怖い(笑)
【BIM】と書いて“ビム”と読む。
「Building Information Modeling」の略で要はコンピューター上で建物を丸ごと仮想建築してそこから様々な図面やデータを取り出すという設計手法。
大きな会社ではすでに採用され主流になっている設計手法で、我々のような零細個人事業主でも最近普及してきた技術。
今使っているCADソフトを使ってもう二十数年、元々3D機能も使えるソフトではあったが持っていたマシンの性能やとっつきにくさから二の足を踏んで敬遠してきた機能。
だからこれまでの図面は2Dでそれぞれ用途ごとに何枚も一から描き分けるのが普通で、手描きでやっていたことをただデジタルでやっているって感じだった。
まあそれはそれで手描きに比べれば画期的に楽になってはいたのだが、宝の持ち腐れ的ソフトの機能をなんとか活かせないかと思いつつ、流されるままに実務を重ねてきた二十数年。
しかし最近のマシンスペックの劇的な向上とソフトの機能向上と使い易さとこの【BIM】という設計手法の普及で俄然やる気が出てきた。
実際数軒前から簡単な3Dでのプレゼンをするとお客ウケも良いし、設計の趣旨も説明しやすく理解して貰えやすくなりちょっとした修正でプレゼン案が採用されるようになったので効果はあるだと実感。
むしろ時間かけてミニチュアの模型を作るより断然良いと思う。
そしていくらすごい図面を描いても、相手に伝わらなければただの絵に過ぎないし(^^;)
そんなことで折角またバージョンアップして使い勝手が向上したソフトを使って、解説本と補足動画をYouTubeで見つつ実務をしながらただいまスキルアップ中。
まだ戸惑うことも多いけど、2D図面とはまた違った創作感が味わえてやってて楽しくて仕方ない。
昔Macを使い始めた頃のあのワクワク感に似ているかも。
楽しくて効率も上がればこんないいことはないので、これはちょっと頑張れそう。