4月 3 2019
魔法のツール
懸案中の案件、まだ正式な契約もされていないけど、進めておかないと後で大変なことになるので絶賛進行中。
そして今日もガイドブック参考にモニターとにらめっこしながら建物のモデリング。
今回から本格的に採用しだした“BIM”による設計手法。
これがやればやるほど「こんなことまで出来るか、しかもこんな簡単に!」って驚きの連続。
その昔平行定規に三角定規と三角スケールを使って手書きで図面を描いていた人間にとってはまさに魔法の道具に見える。
これまでは単に製図台がモニターに代わり、ロットリングがマウスに代わり、実線がデジタルのなっただけでやっていることは同じだったけど、BIMは根本的に手法というか概念が違い、むしろデジタルで設計するっていうのはこれだよねって感じ。
まだ手描きが当たり前だった頃、勤め先の会社で初めてPower Mac6100に入っていたMiniCAD 5とクラリスワークスを見た時に「これなら使えかも」って思って、そのあとすぐに会社を辞めて最初に買ったPowerBOOK5300csにMiniCAD 5を入れてバージョンアップを重ねながら使い始めて24年。
それまでもやろうと思えば出来たはずだが、結局手描きがデジタル描きになっただけで、こんなことが出来たらいいなぁと思っていたことが24年してようやく出来つつあるって感じ。
設計屋としては画期的だし、目から鱗だし、何より解ってくるとプラモデルでも作っているかのように楽しい。
今日もサポートセンターに電話して解らないところ質問して解決したりしているけど、これは使わない手は無い!
何より仕事が楽しくなるってのが一番(笑)