10月 3 2019
意味を知る
切羽詰まった中でもVectorWorksの覚え書き
矩計図を仕上げている途中、なんか天井の納まりがヘンだぞといろいろ探ってみると・・・ボードの厚み分下がっている。
きっとこれは何か設定のミスがあると思い、天井スラブの設定をチェック。
構成要素のリストを見てみるが、各部材の厚み等は問題ない。
あとは怪しいのは基準面。
通常スラブは上向きの設定なので基準面は一番上のオブジェクトになるんだけど、天井は下向きが仕上げ面なので本来基準面は[構成要素の下端]にチェックされ、一番下のオブジェクトに▲マークが付いているはず。
なのだが、よく見るとこれだと下地の野縁の下端が基準面になってしまっている。
だからここが天井高の基準になってしまって天井の仕上げがボードの厚み分下がってしまっていたって訳だ。
これを早速ボードの下端に基準面変更して矩計図に戻って【更新】ボタンを押してみると・・・
おおっ、ちゃんと正常な位置に修正されて表示されている。
これはどの図面も同じ。
しかし一ヶ所修正を加えるとそれに絡む図面もすべて修正されるってのはホント画期的!
修正する憂鬱感があまり無いし、逆に修正されるたびに快感が味わえるような気がする(笑)
ただ、一つのファイルで完結するだけに情報量が非常に多くなるのでどれだけカテゴリーを少なくして、ちゃんと管理できるかがカギになりそう。
これ、チームで仕事するとき大変そうだな(^^;)