天気もゲレンデも小荒れ

何気ない雪上がりの雪景色が美しい思う朝。
そして残照に照らされる富士山が素敵だと思う夕暮れ。

で、今日のサンメ。
思ったよりは受講者は少ないながら、スタッフ不足で相変わらずのキャンセル待ちだらけの当スクール。
それでもJr検定効果で上位クラスは安定の大盛況。
なれどこのクラスは問題も多くて・・・
どうもイントラの中にはスキーが上手い事で自分が優秀って勘違いしている方が居るようで、子供のクラスってのをバカにしていると言うか下にみていると言うか。
ウチは子供相手がメインで逆に言うとそこで成立していると言っても過言でなく、大人のクラスはある意味オマケ。
だからどれだけ子供のクラスを上手く出来るかが指導者のスキルとして求められている訳で、ある程度上手い大人の上級者やマニアックなスキーヤーを相手に教えたいなら他所へ行った方が良いし、こちらとしても助かる。
ゲレンデを出ちゃえばスキーが上手いなんて一般の世の中的には何も偉い訳でも優秀な事でもない、極々一部のスキーマニアだけの世界の話。
指導員だってたかがその年の指導方針に沿った実技試験と学科試験に合格したってだけで、人間性や対人性が問われている訳では無いのでその部分が劣っていても関係なく「指導員」として認められちゃうからね。
「スキー技術のスキルが高い」=「指導者のスキルが高い」では決して無いってのが長年の現場での感想。
それよりも自分らはサービス業に携わっているんだって気構えの方がスクールには必要、そう言う意味では日頃レッスン慣れしているライセンスの無い非常勤さんや学生の方が全然優秀だし使える必要な人材。
翌日の準備しながら配者ボードを眺めつつそんなことを沸々と思うそんな日。
今日の山の天気もゲレンデも心の中も小荒れだった。