3月 16 2015
最後の大仕事
通常壁板や床板の端材はそのまま廃棄されるか、薪ストーブの薪に利用していただく程度なもの。
でもよく考えるとその端材も大切な予算に含まれているもの、廃棄したり燃やしてしまうのはもったいない。
ってことで今回はお施主さんに一枚一枚違った色に塗ってもらい、それを客席の壁の一部にモザイク状に張って利用することにした。
まずは実際に張る前に床に張り込む壁と同じ大きさのエリアを作りそこに板の組合せをシュミレーション。
幅や厚みの違う板を組み合わせ、しかも通常は表に出ない裏面をあえて表につかったりもして表情豊かに組合せていく。
こうしていくと端材も裏面も立派な仕上材だよなぁ。
たまたま役がもらえなかったとはいえ同じ木材、見方や使い方をかえれば立派に役に立つはず。
使ってあげないのは可哀想だしやはりもったいないよなぁ。
あとは間違わないようにお施主さんに番付させて、それをこちらでひたすら貼っていく。
半分貼ったところで暗くなっちゃったので今日はジエンド。
でもいい感じなってきた。
そして今日の夕焼け、なんかちょっと不気味な美しさだった。
現場から慌てて下りて来て撮ったので最後の最後しか撮れずイマイチだったのが残念(︶︿︶)