毎年この辺では(たぶん)一番最初に満開になる近所の古い民家にある早咲きの桜。
以前は立派な老木の桜の木で、残念ながら数年前の台風で幹が倒れてしまったのだが、倒れた根元の周りの枝が生き延びて毎年花を咲かせている。
今年はさらに幹は朽ち果てたが周りの枝木は増々大きくなって綺麗な桜の華を咲かせていた。
老いゆくモノが朽ち、そこから新たな生命が宿りまた育っていく。
ここを見る度に生命力ってスゴいなと思うと同時に、輪廻転生、まさにこれが本来の自然界の姿だよなぁと思う。
古い物を大事に守るのも大事だとも思うが、沢山の支柱に支えれ人の手によって生きながらえている老木を見ているとなんか痛々しくも思えて…