9月 8 2018
無いモノは創る
素人が100均のフェルトで作った、こんなちゃちなデザインモックアップが・・・
ちゃんと帆布で作ってくれたこんな試作品で、細かい部分について打ち合わせを重ね・・・
自分の使い勝手にバッチリ合った、こんな素敵なバッグに仕上った!
『無いモノは創ってしまえ』企画第二弾。
今回はご近所のハンドメイドバックでおなじみの“IGELKOTT”さんとのコラボ。
気に入って買ったはいいがイマイチ自分の使い勝手にマッチしなかった“Peak Design”のフィールドポーチ。
理由は普段持ちのモノを入れるのにちょっとサイズが小さいのと、何にしてもいざという時にiPadProが入らないってこと。
入れて入らないことはないのだが、ストラップの位置のバランスが悪くてひっくり返って落っことしたことがあって(^^;)
それ以来使わないでいた。
しかしながら使い勝手のとてもいいカメラストラップとアンカーリンクスを使ったバッグがどうしても欲しいと思って自分なりにデザインしてみた。
で、いつものように絵心も無いし口で言ってもうまく伝わらないと思い、100均のフェルト生地でイメージモックも作ってみた。
それを持って「風のマルシェ」に行ってカオルさんに直談判(^^;)
忙しい合間をぬって作っていただいたモノを本日受け取ってきた。
今回のデザインのコンセプトは
1:普段は自分の普段使いのモノもが全て無駄なく入り、コンパクトでサコッシュみたいに使えること。
2:加えてiPadProも入ること。
3:ついでにA4フィイルが縦入れ出来て、その状態でもバッグとして成立すること。
4:フラップ(蓋)止めは音のするマジックテープは嫌なので、縫い付けた布テープにミリタリーグッズで御用達のGフック使って留める。
5:アンカーリンクスはそれぞれの使い方に最適な位置につけてその都度ストラップに位置を変える。
6:対角のアンカーリンクスにストラップをつけてワンショルダーみたいに斜め掛けにも出来るようにする。
7:ミリタリーグッズによくあるように布テープにいくつもステッチを入れて色々引っ掛けたりそこへベルトを通すことも出来るようにする。
8:これを出来るだけシンプルな構成で作る。
てなようなことが要点。
そして良さそうな布のサンプルを集め、それについて色々アドバイスをもらいながら実際に使い布を絞り込んで、実際に取り寄せてもらい最終的に色を決めて、試作品を作りってもらって、実際の細かい部分の検証とディスカッションを経て晴れて完成品が出来た。
ちなみに使った生地はミニリップストップで、アウトドアチックな仕上がりに。
先方もいつも作っている婦人もののシンプルなバッグと違い勝手が違ったようだが(^^;)、面白がって作ってくれたようで新鮮だったし気付きもあって良い勉強になったと言われていた。
でもさすがプロ、細かい納まりとかこちらが気が付かなかった部分もちゃんと作り込んでくれていて、それがちゃんと良い使い勝手にもなっていて感動。
そして前回の財布同様自分の使い勝手にバッチリ合ったモノに仕上った。
家づくりも道具もそうだが、有るモノを買ってそれに自分の使い勝手を合わせていくより、自分の使い勝手に合わせたモノを作る方が心地よさも満足感もあって絶対いいと思うし、何より幸せな気分で使い続けられると思う。
だからやっぱり無いモノは創るに限る(笑)